Lasten aikaのブログ

コーヒーを飲みながらのんびりと絵本を読む、リユース販売の絵本や児童書の中から良さそうな本を探してみる・・ そんな小さなお店です。                        たっぷりの時間を用意し、お二人前後で 来店ください。  

2014年03月

作:きむらゆういち
我が家の子供が一番最初に楽しんだ絵本です。

たまひよでもらった、絵本ぽい布で出来ているやつ、
確かに、あれを触って遊んでいましたが・・・
絵本としてはやっぱりこれでしょう。

「いないいないばあ」とページをめくるとケラケラ笑ってくれました。
何で覚えたのか、かいじゅうの「いないいないばあ」は、こわい様子
そんな、通じている感が嬉しくなりました。

人の顔でする「いないいないばあ」が楽しめる赤ちゃんならば、
この絵本がすこしづつ楽しめるのでは思います。


リユース本、300円
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文:アネッテ・ランゲン 絵: コンスタンツァ・ドロープ

我が家の子供が好きで集めてました。
少々お高めですが、文書も多くギッシリ中身が詰まった絵本です。

●女の子の大事な、ウサギのぬいぐるみがいなくなる。
ある時ぬいぐるみから手紙が届きだし、
どうやらぬいぐるみは世界をめぐる旅をしているようなのです。

シリーズで数作出ていますが、やっぱり第1作目が一番良いです。
ぬいぐるみが居なくなって悲しむ女の子と、
元気付けようとする両親(私の勝手な思い込みです)の
心温まる物語に読めました。

一作目含むシリーズ通して、
知らない国や時代などを知る楽しみがあります。
この絵本の中に6通ほどの手紙が入っており、
手紙という臨場感も手伝って「もっと知りたい」
と言わせる力があると思います。


リユース絵本
・フェリックスの手紙2 900円
・フェリックスの手紙5 サーカスの人気者 900円
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文:内田美智子 絵:佐藤剛史

私が小学低学年の頃だったと思います。
山の尾根近くにある母の実家には乳牛や鶏がいて、
その家に行った時は、牛をつついたり、鶏に餌をやったり、
山を眺めたり探検したりして過ごしました。

ある日、山へ探検に行こうとしたところ
「昼ごはんは鶏肉を食べるか?」と聞かれたので「食べる」と言って出かけました。
探検から帰ると、今朝遊んだ鶏が解体されている所でした。

ショックでした。
しかし子供ながら「鳥を食べるって、こういう事だよな・・」と思いました。
もう一度庭に出て、鶏鳥小屋を見に行き、
気付かなかった事への後悔や悲しい気持ちがこみあげてきました。
同時に、家の人の好意や、鳥の為に食べなければとも思いました。

卓上で炒められる鶏肉に食欲はわきませんでしたが、
黙って何とか食べる事ができました。


こどもの頃の強烈な思い出の一つです。
分業が進み複雑化し真実が分かり難くなっている現代で、
少しでも発見、共感出来ればと思います。

下記写真の絵本と別に、
同じ文、別の絵で講談社から同名の絵本もあります。
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作:西村 繁男

高知市の日曜市に行ったことがありますか?
とても楽しいのです。

我が家は春に何度か行った事があります。
お婆ちゃん、お爺ちゃんが・・畑で採れた野菜、山で取った山菜、懐かしいイタドリ、漬物、饅頭、乾物・・・・
若者が・・焼き鳥、飲み物・・・色んな人が、色んな物を売っています、
お客も子供、若者、大人、お爺ちゃんお婆ちゃんまで

何となく温かいゆっくりした空気が流れていて
見て歩くだけで堪能した気持ちになります。
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作:ニコライ・ポポフ

好きな絵本、すごい絵本です。
実は昔、どこかでこの絵本を読み、印象に残っていました。
忘れていたある時、「こどものとも「だれのくるま?」」が子供に届いたのです。
あの車のワクワク感、不思議なテンポ・・・。
この人だ!、この絵本をもう一度読みたいと思いました。

●絵本に文書は無く、絵だけで語られています。
乗り物は「こどものとも「だれのくるま?」」を思わせ楽しく、
作戦や登場人物はかわいく憎めない表情です。
男の子が見ると、単純に楽しく読めます。

でも、争いの結果、欲しかった物は手に入らず
焼野原が広がるばかり・・・

正義ってなんだろう、勝利ってなんだろう、
どうすれば素敵な丘を失わずにすんだのだろう。
自分の言葉で話してあげたい絵本です。
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