Lasten aikaのブログ

コーヒーを飲みながらのんびりと絵本を読む、リユース販売の絵本や児童書の中から良さそうな本を探してみる・・ そんな小さなお店です。                        たっぷりの時間を用意し、お二人前後で 来店ください。  

2015年09月

こども(小学校)の運動会が週末にありました。
とっても良い天気で・・・ 日焼けしました。

万国旗、
日本の運動会の象徴的飾り付けですね。
国外からの旅行者にも楽しげに映るでしょうか??聞いてみたい。

ソビエトの国旗もありますね、長持ちしていて良いです。
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作:笹山久三 
昭和63年の坪田譲治文学賞受賞作


私が子どもの頃、友達M君の家で見つけました、
読みかけて借りて帰り・・・その本は今も我家にあります・・。


当時、賀曽利隆さんのバイク旅記を読んでいた私は
四万十川は行ってみたい憧れの場所でした。


なんと、旅記と違って「四万十川 あつよしの夏」は
その場所に家族が居て友達がいて時間が流れていました。
川に迫った山、深い谷、沈下橋、四万十川沿いの暮らしが伝わってきて、
これも素敵だなと想像を膨らませながら読んだ覚えがあります。


数年経ちバイクの免許を取り、何度も出かけました。
四国の川・山・谷は何か惹かれるものがあり、今も大好きです。

※リユース本400円
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今年も彼岸花がさきました。

毎年律義に秋のお彼岸にさいて、
季節を感じさせてくれます。

「ごんぎつね」のシーズンです。
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作:最上一平    絵:石倉欣二

小学校1年2年向けの児童書です、
おたけ石をめぐる男の子の1時間ほどの姿を書いています。
その男の子の様に、私も気づいた印象深い一冊です。


●おたけ石とは、
ずっと昔、働き者だけど畑も田も持たない、おたけさん。
沼に一日で田植えを終えたらその沼をもらえる事になった。
おたけさんは赤ちゃんを背負い一生懸命田植えをした。
植え終えたら赤ちゃんが背中にいない、
なんと赤ちゃんは沼に浮いて亡くなっていた。
おたけさんはあまりの悲しさに石になった。・・というものです。


そんな、悲しくて悲しくて石になった人、
私はそんな石を知っていました。それも現代で・・・

岡山市の苫田温泉をさらに1Kほど奥まった場所に
森永ヒ素ミルクの被害を受けた家族の碑が立っています。
その家族が暮らした家の跡地に。


悲しくて悲しくて、苦しんだ末に石になるとは、
こういう事なんだなと・・・

※リユース 500円
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作:F・H・バーネット   訳:猪熊 葉子
 
分厚いです、古典的児童書のイメージで、とっき難くく、
リユース本棚に並べていましたが、思い切って読んでみました。

最初の章は、読めるのかな??と不安な気持ちでしたが・・
それ以降、びっくり!面白いのです。


イギリス・ヨークシャーのムーア(荒野)に立つミセルスウェイト屋敷で、
両親を亡くし引き取られたた小さな女の子が自分を作って良く過程が
ムーアの風景、草や空、庭の塀や荒れた庭の素敵な描写と共に
描かれています。

少々都合や自然信仰が過ぎる感じもありますが・・、
最後までワクワク痛快な物語でした。


●「思い出のマーニー」「秘密の花園」「ヒマワリの森」「魔法使いハウルと火の悪魔」と
たまたま続けてイギリス舞台のお話を読むと、これが面白いし、
それ以上に作家が愛しているのであろうイギリスの自然、ムーア(荒野)や、
曇った空と霧の中に一瞬の自然の美しさが丁寧に描かれていて、
興味が薄かったイギリスに行ってみたい、と思うようになりました。

※秘密の花園 リユース700円
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