2017年10月12日 ■星ちりばめたる旗 作:小手鞠るい高梁出身の大原幹三郎が、明治37年に移民としてアメリカに渡った。今日を生きる孫が家族の歴史を発見する物語り。子供向けではないですが、同郷の私としては幹三郎がどんな人生を送ったのか非常にきになり読んでみました。なるほど、第二次世界大戦中の強制収容、偏見、差別、幸せな時間、自由の国生きると死ぬことアメリカも建国の理念から外れたり、修正したりしつつ歴史を作ってきたんですね。そして今、また外れた方向に向かっているのか?私たち日本はどうか?歴史を学ぶ意義って、正しい未来の選択をする為に、過去の過ちや失敗を学ぶ、のではないかしら。私たちは学べているんだろうか?