作:ダニエル・キイス
長編小説、映画、舞台で有名です。

私は「心の鏡」の中に納められる
85ページ中篇小説「アルジャーノンに花束を」がとても好きです。

短時間に子供、大人、老いが過ぎていく感じです、
社会との関係、心の移り変わり、人生を凝縮したように思えます。

最後には、忘れてしまった楽しい思い出、その
思い出が詰まった読めない本を大切にもっていきます。
私たち、大人も子供も、同じ事をしているんだな・・と思うのです。
大冒険の小石、楽しい時の写真を撮り、旅行の記念の品を買い、
何時か忘れてしまう時に残したい。

短い人生と切ない記憶力を持った私たちですが、
こどもの、思いでの品を大切にしてあげたいし、
いろんな事に挑戦してみたいし、
こどもと自分の為に、
多くの楽しい時を一緒過ごしたい思うのです。

この中篇小説、一冊の児童書になるのではと思っています。
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