作:最上一平    絵:石倉欣二

小学校1年2年向けの児童書です、
おたけ石をめぐる男の子の1時間ほどの姿を書いています。
その男の子の様に、私も気づいた印象深い一冊です。


●おたけ石とは、
ずっと昔、働き者だけど畑も田も持たない、おたけさん。
沼に一日で田植えを終えたらその沼をもらえる事になった。
おたけさんは赤ちゃんを背負い一生懸命田植えをした。
植え終えたら赤ちゃんが背中にいない、
なんと赤ちゃんは沼に浮いて亡くなっていた。
おたけさんはあまりの悲しさに石になった。・・というものです。


そんな、悲しくて悲しくて石になった人、
私はそんな石を知っていました。それも現代で・・・

岡山市の苫田温泉をさらに1Kほど奥まった場所に
森永ヒ素ミルクの被害を受けた家族の碑が立っています。
その家族が暮らした家の跡地に。


悲しくて悲しくて、苦しんだ末に石になるとは、
こういう事なんだなと・・・

※リユース 500円
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